1998年9月24日
日産自動車株式会社
広   報   部

日産アルトラEV、ビバンダム・チャレンジに参戦

 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:塙 義一)は、同社が日本および北米で販売している電気自動車、アルトラEV(日本名:ルネッサEV)によって、フランスの新エネルギー車両の性能を競う「ビバンダム*注1・チャレンジ」に参戦することを発表した。

 フランスのタイヤメーカーであるミシュラン社が主体となって開催される「ビバンダム・チャレンジ」は、現地日時9月24日にフランスのクレルモンフェラン*注2をスタートし、一般道と3カ所のサーキット競技を含む3日間の行程を経て、27日の朝にパリのコンコルド広場でゴールを迎える、全行程450kmの競技である。ビバンダム・チャレンジへの参加クラスは低公害の新エネルギー車全般に渡っており、電気自動車の他、ハイブリッド、LPG、CNG、植物オイル、ガソリン、ディーゼル、燃料電池、ソーラーを燃料源とする車両、総勢35台が参戦する。
 本競技は3カ所のサーキットでの車外騒音、航続距離、燃費、排気、加速、居住性に関する総合審査競技に加え、ゴール地での審査員による車のスタイリングに関する審査によって順位が決定される。電気自動車部門には日産の他に、プジョー、シトロエン、フィアット、日本EVクラブ*注3が参戦する予定である。また、本競技参戦車は9月27日にパリのシャンゼリゼ通りで行われる、パリモーターショーの100周年記念パレードにも参列する。

 今年の1月に米国のロサンゼルスで発表したアルトラEVには、ソニー株式会社との共同開発による、高性能リチウムイオン電池を搭載しており、世界でもトップレベルの一充電あたり190km以上の航続距離に加え、ガソリン車なみの加速性能を実現している。

 今回ニッサンのアルトラEVを運転するのは、過去にパリダカールラリーの二輪部門で6回の優勝経験を持つ、フランス人のステファン・ピーターハンセル選手。ピーターハンセル選手は、欧州の氷上レース等でも活躍しており、フランスのシャモニー24時間レースにおいて日産マイクラ(日本名:マーチ)で優勝した経験も持つ。

以上
*注1:ビバンダムは、ミシュラン社のイメージキャラクターの名前。
*注2:クレルモンフェランは、パリの約450km南に位置する都市でミシュラン社の本社所在地。
* 注3:自動車評論家の舘内端氏が中心となり、自動車メーカーに頼らず一般ユーザーの手で電気自動車を作り世の
中に広めようという活動をしている団体